脳卒中センター リハビリテーション部門

 

脳卒中を発症し、入院となったほぼ全ての方にリハビリテーション医療が提供されております。

リハビリテーションは治療が済んだ方が始めるのではなく、発症早期から治療と並行して始めていくことで合併症を予防し、さらには機能改善に大きく貢献することとなります。

脳卒中に対する早期からのリハビリテーションの開始は機能的な予後の改善が期待され、日本のガイドラインにおいても発症後早期からの積極的なリハビリテーションを行うことが強く勧められています(脳卒中治療ガイドライン2021)。当院では、入院後早期から治療に並行して行う超急性期リハビリテーションを実施しております(令和元年度は入院後平均0.75±1.57日)。

全身状態が安定した方であれば早期から立位や歩行訓練を実施し、機能改善やADLの向上を図ります。集中治療室(ICU)での治療を要する方であっても、安静・臥床による筋力低下や関節拘縮、その他の弊害を最小限とするため、毎朝のカンファレンスに基づき、患者様のそのときどきの状態に合わせたリハビリテーションを実施しております(写真1)。立位や歩行訓練にあたって、麻痺等によりそれが困難な場合には装具を使用して行い、必要と判断される方については積極的に装具作製をすすめております。時には集中治療室に入院中であっても採型・作製を行い(写真2)、それを利用した立位訓練などを実施します(写真3)。

さらに脳卒中では、身体の動きが悪くなるだけでなく、失語、高次脳機能障害や嚥下障害を起こしえます。嚥下障害については、「口から食べる」ことを目標に、言語聴覚士による評価・訓練に加え、リハビリテーション科医師による内視鏡を使った嚥下機能検査(写真4)を実施しております。これにより、客観的な評価に基づいた安全な経口摂取を進めることが可能となります。その他の障害についても、専門的なスタッフによりリハビリテーション治療を行うことで、生活機能の改善が期待されます。

リハビリテーションの様子

写真1
人口呼吸器管理中の患者に対する
パッシブサイクリング

下肢装具の採型の様子

写真2
下肢装具の採型のようす

装具を使用した立位歩行訓練

写真3
装具を使用した立位・歩行訓練

内視鏡による嚥下機能評価

写真4
内視鏡による嚥下機能評価

この記事に関するお問い合わせ先
脳卒中センター

住所:静岡県藤枝市駿河台4丁目1番11号
電話番号:054-646-1111(代表) ファクス:054-646-1122
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更新日:2022年04月26日