事業管理者あいさつ

事業管理者 毛利 博

事業管理者
毛利 博

人口減少社会において、これからの病院のあるべき姿を模索しています。医師の地域偏在、適正な病床数、働き方改革など解決しなければならない問題が山積しています。武田信玄の「人は城、人は石垣、人は堀」という格言は将にこの時代にこそ必要なことだと思います。

当院では、医療の質の向上と病院経営の改善を目指し、中期経営計画を策定し、スピード感をもって実行してきました。

第1次では、最終年度にはその目標である黒字化を達成しました。また、第2次では、経営基盤の安定化の更なる推進、医療の質・組織力の向上を目指し、救命救急センターの開設、外来再編などを行ってきました。

時代の流れは非常に早く、その波に乗り遅れないようにするためには、いかに素早く適正な決断をすることが求められています。これまでのような「先送り」の発想は通用しません。

「がんと救急」に強い病院を目指し、国指定の「地域がん診療連携拠点病院」からさらに進化した「地域医療がん診療連携拠点病院(高度型)」に指定され、さらにレベルアップを図ります。最新の医療機器を揃え、さらに低侵襲手術室を2室増やし、鏡視下手術の充実と手術支援ロボットの整備を進めているところです。

また、新たに緩和ケア病棟をつくり、がん診療の更なる充実を図っているところです。また、ゲノムセンターを設置し、静岡県立がんセンターと連携して、新たな治療戦略が可能となるようにしていきたいと思います。また、救命救急センターは、年間約16000人の受診者数と救急車は6000台余を受けており、地域の救急医療の中核としてその役割を担っています。2020年度からは救命救急センターの医師も大幅に増員され、これまで以上の活躍を期待しているところです。

診療部では、診療科は徐々に充足してきており、2020年度には常勤医120名超となり、研修医も含めますと160名体制になります。働き方改革もあり、さらなる充実を浜松医科大学との連携強化により進めていきたいと思います。

看護部では、特定行為看護師の育成に努め、看護師の独自性を高め、自立を支援していきたいと思います。さらに、訪問看護体制の構築を進めています。今後は、病院も医療・介護ネットワークを推進していく必要があります。将来的には、拠点訪問看護ステーションの役割を担えれば思います。

技術部は、職人気質から脱却し、組織の中での自分の立ち位置が明確になるように人員の適正配置に努めていきたいと考えています。また、タスクシフト、タスクシェアを積極的に進めており、さらにAIの導入も検討しており、働きやすい環境整備にも努めているところです。

病院の医療の質は、医師だけでなく、看護師、技師など様々な職種が総合的に機能することによって初めて向上すると思います。そのためにはすべての職種において人材育成は非常に重要なものとなます。これからも現状に満足することなく、さらに上を目指して職員一丸となって頑張る時ではないかと考えています。

病院を取り巻く環境は大変厳しいものがありますが、「ピンチをチャンス」と捉え、方向性をしっかりと見定めブレない強い意識をもって進めば、必ず乗り切れるものと確信しています。

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更新日:2020年04月01日