第3次中期経営計画<公立病院経営強化プラン>
第3次中期経営計画<公立病院経営強化プラン>の策定
持続可能な地域医療提供体制を確保するため、限られた医師・看護師等の医療資源を地域全体で最大限効率的に活用するという視点を重視し、病院間の役割分担と医師派遣等による連携強化に主眼をおいた「機能分化・連携強化」等、地域医療を巡る状況の変化、当院の現状及び課題を踏まえて、第3次中期経営計画(令和3年度~令和7年度)を2年延伸し、公立病院経営強化プラン(令和3年度~令和9年度)を策定しました。
第3次中期経営計画<公立病院経営強化プラン>の概要
(1)計画期間
令和3年度~令和9年度
(2)求められている役割
- 幅広い急性期医療を担う病院
- 地域を支える基幹病院
- 健全な経営基盤の下持続的な医療を提供する病院
(3)目指す病院像
高度急性期から在宅医療まで、安心・安全で質の高い医療の提供
(4)当院の目指すべき方向性と重点施策
方向性1 高度ながん医療の提供
- 低侵襲手術の充実
- 外来化学療法センターの拡充
- がんゲノム医療連携病院の指定
- がん検診の充実
- 高度ながん医療提供体制の整備
方向性2 救命救急センターの機能強化・充実
- 救命救急診療体制の充実
- 救急領域を担う人材確保・育成
方向性3 大規模災害や感染症のまん延に備えた機能強化・充実
- 災害拠点病院としての施設整備、体制の強化
- 感染症のまん延に備えた機能強化充実
方向性4 住み慣れた地域で安心して暮らせる医療提供体制の構築
- 回復期・在宅医療へスムーズに移行できる新たな体制の構築
- 緩和ケア病棟の整備
- 在宅医療の推進
- 地域医療連携の推進
- 検査部門の国際標準化
方向性5 持続可能な経営基盤の強化
- より質の高い医療の提供
- 職員の経営意識の醸成
- 医療施設・機器の計画的な整備・更新・デジタル化への対応
- 積極的な情報の発信
- 効率的・効果的な病棟の再編
方向性6 魅力的な職場環境の整備
- 医療従事者、研修医等の若手医師の確保
- 働き方改革に対応した勤務環境の整備
- 働きやすい職場環境の整備
- 人材育成システムの構築
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更新日:2024年03月11日