看護部のブログ 2020年6月号の記事

今年の新人看護職員研修は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止の観点から集合研修を大幅に減らしています。

技術研修などは、「3密」を避け、人数を少なくし、実施方法をいろいろ工夫しながら行っています。

きっと、今年の新人さんは大変なことがあっても、この時期を乗り越えたら、これから何でも乗り越えられるのではないかと思います。

新型コロナウイルスの流行に伴って、医療、経済そして私たちの生活スタイルも大きな影響を受けています。

当院においても、4月に新規採用看護師38名を迎えましたが、4月1日の午前中に辞令交付とオリエンテーションを行い、その日の午後から4月12日までの期間は、感染拡大防止のため在宅Workとしました。

在宅Workの期間中は、毎朝、看護部もしくは所属部署から課題が提示され、17時に教育担当師長に提出するようにし、在宅に居ながらも臨床の現場と繋がるようにしました。

これまで私たちは、臨床の現場で新規採用職員を受け入れ教育してきたため不安もありましたが、この在宅Workで、当院の看護職員としての心構えや医療従事者としての倫理観、そして配属部署の診療科に関連した知識についての理解が深まったようでした。