看護部のブログ・2017年6月の記事

6月に入り、卒後2年目の看護師を対象に、フィジカルアセスメントの研修を実施しました。講師は集中ケア認定看護師で、心不全患者をどのように観察、アセスメントするかを学びました。
その後に記録委員のアドバイスを受けながら(下図)、同じ事例の患者についてグループワークで情報を整理し、看護診断を用いた看護計画を立てました。

「アセスメントっておもしろい」という意見も聞かれ、じっくり患者さんの看護問題に向き合えた充実した時間となったようです。

 2017年1月から開始した、少人数制で行う褥瘡評価の観察ポイントを学ぶ勉強会『 DESIGN-R教室 」は、月に2〜3会開催しています。開始から5月末までに13回のDESIGN-R教室を開催し、これまで77名のスタッフが参加してくれました。

 共通のスケールを使って、共通の視点で褥瘡を観察して評価でき、同じ想いで褥瘡ケアに取り組めるよう、今後もDESIGN-R教室を開催していきます。

 少人数制の利点を活かして、参加者が普段感じていることや困っていることを言い合える場になればうれしいですね。

静岡県看護協会では『看護がつなぐ地域包括ケアの推進事業』として、今年度地域で看看連携を推進するグループを募集しました。

藤枝市内では、当院を含め5病院と5事業所(訪問看護ステーション)でネットワーク作りをすることを決め、今回のモデル事業に手上げし、採択されました。グループ名は『藤の花かんかんネット』としました。看護協会で開催されたキックオフの会に参加し、お互い顔を見ながら交流することができました。

藤枝市民の方が安心して暮らせるようみんなで協力していきます。