看護部のブログ・2017年12月の記事

平成29年12月22日（金曜日）の午後、藤枝駿府病院に於いて、第4回「藤の花かんかんネット」会議が開催されました。
今回は藤枝駿府病院の横山事務長より「藤枝駿府病院の沿革、現状について」、藤枝駿府病院の鹿又(かのまた)看護部長より「精神科病棟の現状と看護の役割について」という題目でそれぞれ講演していただきました。参加者は医師、看護師、保健師、介護福祉士、社会福祉士、ケアマネージャー、行政職員など計46名が出席しました。横山事務長の講義では精神保健福祉の歩みや藤枝駿府病院が地域に根ざした病院であることがよくわかりました。また、鹿又看護部長の講義からは、精神疾患の特徴や看護師の役割を学ぶことができ、普段疑問に思っていることなど意見交換もできました。藤枝市の医療職や介護・福祉、行政の連携が徐々にとれていると実感することができました。

5月にはじまった静岡県看護協会の看看連携モデル事業がいよいよ後半戦になりました。
参加施設の看護代表者の定例会議や研修会、病院見学会などが順調に実施されている中、今回はいよいよ看護師と看護師が連携して藤枝市の看護の質を向上するために考えられた『地域リンクナース』育成研修会が開催されました。今回の『地域リンクナース』は藤枝市2圏域(葉梨・大州地区、広幡地区)の安心すこやかセンター内の5施設から7名の看護師が選出されました。今年度は『ノロウイルス感染予防と対処方法』として当院感染管理認定看護師が講師となり、座学と実習を指導しました。今後『地域リンクナース』は研修で学んだ事を自施設の職員に伝達していく予定です。今後も藤枝市の看護師が連携し医療・看護の質の向上を目指していきます。

11月30日の看護記録リンクナース会では、看護診断の学習会を行いました。
記録リンクナースは、各部署の看護記録のリーダーです。

リンクナースは、事前に配布された一つの症例に対して事例展開し、学習会当日には、テキスト片手にグループで意見交換をしました。

リンクナースは部署での指導に活かせるように、真剣に事例展開に取り組んでいました。