内視鏡センター

内視鏡センターは食道から大腸までの消化管の内腔を直接観察して病気の診断から治療まで行う場所です。X線設備を有している検査室では総胆管や総肝管、胆のうを造影し診断、治療を行います。さらに肺や気管支病変の診断・治療のための気管支鏡検査、そのほか内視鏡的胃瘻造設術なども行っています。

消化器分野

食道、胃、十二指腸にスコープを挿入し、粘膜を観察する検査です。

消化管を内腔から超音波によって病変を観察し、病変の良性・悪性の鑑別、悪性疾患の壁深達度を判定するために行う検査です。

EUS画像を見ながら穿刺して組織検査を行う検査です。

肛門から直腸、結腸にスコープを挿入し病変部の観察と撮影を行う検査です。大腸のポリープや小さながんの切除を行うことが可能です。

胆管・膵管の走行状態、胆管・膵管内の結石・腫瘍の有無やその性状について調べる検査法であると同時に、胆石ならびに膵石の除去、胆管・膵管狭窄に対するドレナージなど幅広く治療にも応用されます。

肺や気管支に病気の疑いがある場合に気管支鏡という細径のスコープを用いて気管支を直接観察し、肺の細胞や組織の一部を採取し診断を確定します。

縦隔に分散するリンパ節の生検や、より小さい早期の肺がんの診断を可能にします。

上部消化管内視鏡検査、下部消化管内視鏡検査ともに検査を受けるためには前処置が必要です。とくに前日や当日の食事については説明を十分に聞いて間違いの無いよう注意してください。
内服薬で医師から中止の指示がある場合は忘れないようにしてください。

外来検査以外にも入院中の検査や緊急の検査・治療が入ってくる場合もあります。検査に使用するスコープの種類によっても順番が変動します。お待ちいただく時間がありますがご了承ください。

完全に眠ってしまうのではなく呼びかければ反応できる程度の鎮静が最も安全と考えています。
消化器内科学会の「内視鏡診療における鎮静に関するガイドライン2013年」に則り完全に眠ること」ではなく「苦痛が和らぎ安全に検査が受けられること」を目的としていますので、ご了承ください。
検査当日は事故防止のため車・オートバイ・自転車などを本人が運転することはできません。
検査終了後しばらくの間ふらつき、眠気、視力低下、一時的な物忘れなどが見られることがあります。来院の際は公共交通機関をご利用ください。または家族による送迎をお願いします。
ご高齢の方はできる限りご家族と一緒に来院してください。
検査終了後の症状（ふらつき、眠気、視力低下、一時的な物忘れ）が強めに出る場合があります。

日本消化器内視鏡学会が定めるガイドラインを遵守して洗浄・消毒を行っています。内視鏡検査を行うごとに1本ずつ手洗い洗浄し、さらに内視鏡専用洗浄機も併用し、洗浄・消毒を徹底しています。また洗浄履歴管理も実施し、安全性を高め、内視鏡介在感染の防止に努めています

この記事に関するお問い合わせ先: 内視鏡センター

住所：静岡県藤枝市駿河台4丁目1番11号
電話番号：054-646-1111(代表) ファクス：054-646-1122
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