令和4年度 第6回緊急消防援助隊全国合同訓練に参加しました
令和4年11月13日(日曜日)、総務省消防庁と合同で行われる「緊急消防援助隊全国合同訓練」が静岡県で実施され、藤枝市立総合病院は県内の病院で唯一訓練会場として参加しました。
同訓練は総務省消防庁が主催し、平成7年の緊急消防援助隊創設以来おおむね5年に1回の頻度で実施されてきました。6回目となる今回は、南海トラフ地震を想定し、全国規模の参集訓練及び実践的な部隊運用訓練を行いました。全国各地から参集した緊急消防隊は約700隊と、過去最大規模の訓練となりました。
当院からは災害派遣医療チーム(Disaster Medical Assistance Team = DMAT)の資格を持つ9人(医師3人、看護師4人、業務調整員2人)が参加。医療活動が停止した病院からの患者受け入れ(大規模転院)と、被災患者を富士山静岡空港の臨時医療施設(Staging Care Unit = SCU)に搬送(広域搬送)する訓練を実施しました。
訓練内容
訓練日時
令和4年11月13日(日曜日) 8:30~12:00
※全体の訓練は11月12日(土曜日)、11月13日(日曜日)の両日実施
訓練想定
- 遠州灘を震源とする「M8クラスの先発地震」と四国沖を震源とする「M8クラスの後発地震」が発生し、本県のほか複数の県で最大震度7を観測
- 広範囲で津波浸水、内陸部では土砂災害、火災などの甚大な被害が発生
当院参加者
DMAT 9人(医師3人、看護師4人、業務調整員2人)
病院訓練の内容
- 仮想病院から当院への病院避難訓練
- 当院から静岡空港SCUへの患者搬送訓練
- 活動拠点本部における患者搬送手段調整訓練
- 情報伝達訓練(E-MIS入力訓練)
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更新日:2022年11月15日