中学生が職場体験に訪れました

5月21日と22日の2日間、西益津中学校に通う2年生8名が職場体験に訪れました。
みなさん少し緊張しながらも、気持ちのよい挨拶をしてくれたのが印象的でした。


職場体験1日目。2班に分かれた中学生は、それぞれのコース順に院内を回ります。まず診療技術部からスタートした班は、診療技術部長から説明を受けました。
放射線科では「病院で使う放射線の知識」をわかりやすくまとめたレジュメをテキストに、医療用放射線や「被ばく」などについてを学びました。その後はCT撮影の現場を見学し、疑問に思ったことを積極的に質問してくれました。


もう1つの班は看護の仕事を体験するために病棟を訪れ、ベッドの掃除やシーツを取り換えなどを体験。ベッドの掃除は除菌シートを使い、隅々まで丁寧に作業を行ってくれました。


午後は臨床栄養科を訪れ、入院中の患者さんに合わせた食事を用意する必要性ついて学びました。その後は各科から集められた栄養サポートチーム(NST)の話し合いに参加し、患者さん1人1人に合った最善の治療を話し合う様子を見学しました。


職場体験2日目は、病理検査科で顕微鏡を使って血液の中の細胞を見たり、臨床検査科で患者さんの検体を調べる工程を見せてもらいました。生徒さんたちは、病変を発見する検査の大切さや大変さを感じてくれたようです。
丸2日かけての体験学習で疲れたと思いますが、みなさん前向きに取り組んでくれたのが印象的でした。この体験を通じて、地域医療に少しでも興味を持ってくれたら嬉しいです。
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更新日:2025年05月29日