医師を目指す高校生が「県こころざし育成セミナー」に参加しました
医師を目指す県内の高校生8名が8月28日(木曜日)に当院を訪れ、「県こころざし育成セミナー」に参加しました。
県・県教育委員会が主催する当セミナーが当院で開催されるのは、2年ぶり6回目となります。医学部進学を目指す高校生が実際の医療現場を体験し、医療従事者と交流できる貴重なイベントです。

まずは県地域医療課の職員より、県内の医学部や医師数の現状、静岡県で行っている医学修学研修資金についての説明がありました。
その後は当院の久保田副院長が、医師になるための道のりや医師の働き方の改善について実体験を交えながら話し、「まずは目の前のやるべきことを頑張って、ぜひ医学部に進学してください」と話してくれました。

その後は手術室に移動し、人工呼吸器の装着や鶏肉を使った電気メスの体験、手術支援ロボット「ダヴィンチ」や手術用の顕微鏡の体験などを行いました。



さらに超音波の体験をした後は、若手医師(研修医)との懇談が行われました。研修医から大学受験や国家試験に向けた勉強や大学生活のこと、仕事のやりがい等についての体験談を聞き、積極的に質問をしてくれました。

終了後のアンケートでは「副院長先生の話から、静岡県全体の医師不足などのリアルな現状を知ることができた」「先進的な手術機器を体験できて、医師を目指したいという気持ちが強くなった」「年が近い研修医の方から、勉強や仕事についてのさまざまな話が聞けて良かった」などの感想が寄せられました。
医師になる道のりは簡単ではありませんが、とてもやりがいのある仕事です。このセミナーの参加体験が、医師を目指す高校生の後押しになることを願っています。
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更新日:2025年08月29日