医学生へのメッセージ
教育研修センター所長からのメッセージ
教育研修センター所長 久保田 晃
(副院長兼小児科科部長)
当院における臨床研修について
~医学生・研修医の見学も大歓迎です~
当院における臨床研修では、当院の基本理念である『厳しき科学と温かき心』と、地域医療における医師の役割を理解し、common diseaseに適切に対応できるよう、プライマリ・ケアの基本的な知識と技術を身につけることを目指しています。加えて、総合的な判断力と社会常識を身につけることで、全人的な診療能力を習得することを目標としています。
当院の常勤医師は120名を超えており、その3分の1を超える45名余が臨床研修指導医の資格を持っています。この充実した指導医による教育指導体制の下、研修医の皆さんのために、勉強会や講習会を定期的に開催しています。当院は、各診療科の垣根が低く、何でも相談しやすいので、研修医の皆さんが臨床で困った症例などについては各科専門医へのコンサルテーションを通して学ぶことができます。
志太榛原2次医療圏で唯一の救急病床20床を有する救命救急センターは、救急患者数も多く、救急専門のベテラン、中堅の指導医チームによる救急での教育体制も充実しています。令和2年度からは救急医が増員し、7名となりました。
令和3年度は初期研修医30名(基幹型26名、協力型4名)が在籍しています。毎年、全国様々な大学から研修医の応募があります。楽しく充実した研修に欠かせないのは多くの仲間です。屋根瓦式教育を取っているので研修医の間でも教え、教えられることで成長していきます。さらに、院内図書館とインターネットは、24時間使用可能です。教育研修センターには研修医の研修上での悩みばかりでなく日常生活の相談を含め様々な相談に乗ってくれるスタッフが常駐しています。このような研修環境が評価され、NPO法人卒後臨床研修評価機構より臨床研修病院に認定されています。
令和2年新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大により、病院見学や選択臨床実習(選ポリ)が中止されるなど、初期研修病院を探すのに大変苦労しているかと思います。このような状況であり昨年からWeb座談会を開催して指導医・研修医に直接質問したりする機会を設けています。コロナウイルス感染症の収束がまだ難しい状況ですが、今年はワクチン接種など感染対策をして病院見学を再開していますのでぜひ見学に来てください。また、当院の情報で知りたいことがありましたら、気軽に教育研修センターにお問い合わせください。
医学生の皆さん! 当院で医師としてのスタートを切り、一緒に働きませんか!!
教育研修センター所長 久保田 晃(副院長兼小児科科部長)
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更新日:2021年07月19日