平成29年度 藤枝市立総合病院 病院指標

はじめに

当院はDPC対象病院です。DPCとは、diagnosis procedure combinationの略で、厚生労働省が定める診断群分類を使った定額払い制度のことです。病名と診断内容等の組み合わせにより、1日当たりの定額医療費を基本として計算します。
今回公開する「DPCデータに基づいた病院指標」とは、当院で得られたDPCデータから厚生労働省が定めた全国統一の定義式に基づいて作成した病院指標のことです。

■目的
当院の現状と特徴を全国統一の基準に基づいて分析し、その結果を公表することによりみなさまに今まで以上に医療に対しての理解を深めていただくことにあります。
また、こうして得たデータをもとに更なる医療の質の向上に努めてまいります。

■対象
平成29年4月1日から平成30年3月31日までの退院患者。厚生労働省が定めるのDPC包括の対象外症例は含まれおりません。また、「患者数」は計測期間内の退院数となります。複数回入院の場合は、入院回数分が集計されております。

目次

1.年齢階級別退院患者数

年齢階級別退院患者数一覧
年齢
区分
0~  10~  20~  30~  40~  50~  60~  70~  80~  90~
患者数 817 321 255 408 624 878 2,243 3,220 2,521 611

当院を退院した患者さんを10歳ごと年齢階級別に分けた件数です。当院では60~80歳代の入院患者さんが多く、全体の6割以上となっています。 

2.診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

各診療科の上位5位までの診療報酬請求別の件数です。
DPCコードとは、DPC(診断群分類)に対してつけられているコードです。ある程度同じ病気を診断群と呼ばれるものに分ける考え方です。
当院の入院費用の計算は、このDPC(診断群分類)を用いた包括評価支払いです。
DPC名称はDPCコードを示す名称となっています。
年間の症例数が10症例に満たないものについては(-)と表示しています。

消化器内科

消化器内科
DPC
コード
DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用
パス
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 140 11.49 10.61 3.57% 73.34  
060102xx99xxxx 穿孔または膿瘍を伴わない憩室性疾患 手術なし 97 9.51 7.87 1.03% 61.71  
060020xx04x0xx 胃の悪性腫瘍 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 手術・処置等2 なし 64 10.91 8.73 0.00% 73.44  
060190xx99x0xx 虚血性腸炎 手術なし 手術・処置等2 なし 60 9.48 9.06 1.67% 69.68  
060140xx97x00x 胃十二指腸潰瘍、胃憩室症、幽門狭窄(穿孔を伴わないもの) その他の手術あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 48 10.65 10.71 2.08% 72.77  

消化器内科で最も多いのは、胆嚢から胆管へ出てしまった胆石や胆管の閉塞に対する内視鏡治療です。
2番目は、大腸、小腸などにある憩室の疾患(穿孔や膿瘍を伴わない)の治療です。
3番目は、胃がんの内視鏡治療です。
4番目は、虚血性腸炎の治療です。
5番目は、胃十二指腸潰瘍、胃憩室症、幽門狭窄(穿孔を伴わない)の内視鏡治療です。

呼吸器内科

呼吸器内科
DPC
コード
DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用
パス
040110xxxxx0xx 間質性肺炎 手術・処置等2 なし 171 22.91 19.65 4.09% 71.85  
040040xx9910xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 あり 手術・処置等2 なし 151 4.10 3.59 0.66% 71.18  
040040xx99040x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし 129 11.33 11.99 0.00% 71.01  
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 53 20.77 20.83 18.87% 83.58  
040170xxxxxx0x 抗酸菌関連疾患(肺結核以外) 定義副傷病 なし 46 7.52 9.96 0.00% 70.15  
0400801499x001 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし A-DROP スコア1 46 15.54 13.51 8.70% 81.78  

呼吸器内科で最も多いのは、間質性肺炎の治療です。
2番目は、肺がんの診断のために気管から細いカメラを挿入して、組織や細胞を採取する気管支鏡検査です。
3番目は、肺がんの化学療法です。
4番目は、誤嚥性肺炎の治療です。
5番目は、肺非結核性抗酸菌感染症・肺炎等の治療です。
(当院では、気管支鏡検査は基本的には3日間の入院で行いますが、病状によってはそのまま治療に移行したりする場合があり、平均在院日数が少し長くなっています。)

外科

外科
DPC
コード
DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用
パス
060150xx99xx0x 虫垂炎 手術なし 定義副傷病 なし 90 8.89 7.01 1.11% 42.17  
060210xx99000x ヘルニアの記載のない腸閉塞 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 76 11.62 8.98 0.00% 70.75  
090010xx03x0xx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの) 手術・処置等2 なし 50 7.10 6.37 0.00% 61.66  
060330xx02xxxx 胆嚢疾患(胆嚢結石など) 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 48 7.08 6.64 0.00% 58.56  

060035xx01000x
結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 46 14.65 15.61 0.00% 72.93  

外科で最も多いのは、虫垂炎の治療です。
2番目は、腸閉塞の治療です。
3番目は、乳がんの外科治療(乳房部分切除等)です。
4番目は、胆嚢疾患の外科治療(腹腔鏡下胆嚢摘出)です。
5番目は、大腸がんの外科治療(結腸切除等)です。

循環器内科

循環器内科
DPC
コード
DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用
パス
050130xx99000x 心不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 195 16.76 17.71 9.74% 83.50  
050050xx02000x 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1 なし、1,2あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 99 6.64 4.62 0.00% 69.60  
050050xx99100x 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等1 1あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 95 4.80 3.03 0.00% 66.47  
050210xx97000x 徐脈性不整脈 手術あり 手術・処置等1 なし、1,3あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 76 11.51 11.21 1.32% 78.51  
050030xx97000x 急性心筋梗塞(続発性合併症を含む。)、再発性心筋梗塞 その他の手術あり 手術・処置等1 なし、1あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 48 13.83 12.72 0.00% 70.02  

循環器内科で最も多いのは、心不全の内科治療ですが、心不全は病名ではなく、症候名であるため複数の疾患名を含んでいる場合が考えられます。
2番目は、狭心症・陳旧性心筋梗塞のカテーテル治療(PCI)です。
3番目は、狭心症・陳旧性心筋梗塞の心臓カテーテル検査です。
4番目は、房室ブロック等のペースメーカー手術です。
5番目は、急性心筋梗塞のカテーテル治療(PCI)です。

整形外科

整形外科
DPC
コード
DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用
パス
160800xx01xxxx 股関節大腿近位骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 173 28.96 27.09 87.28% 84.60  
160620xx01xxxx 肘、膝の外傷(スポーツ障害等を含む。) 腱縫合術等 95 7.58 11.41 0.00% 29.77  

160760xx97xx0x
前腕の骨折 手術あり 定義副傷病 なし 58 3.66 5.21 0.00% 43.86  
070230xx02xxxx 膝関節症(変形性を含む。) 骨穿孔術等 56 45.61 28.50 7.14% 67.20  
07040xxx01xxxx 股関節骨頭壊死、股関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 54 27.74 23.14 12.96% 68.93  
070230xx01xxxx 膝関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 54 32.94 25.09 25.93% 77.04  

整形外科で最も多いのは、大腿骨骨折の外科治療です。
2番目は、肘・膝の外傷の外科治療です。
3番目は、前腕の骨折の外科治療です。
4番目は、膝関節症(変形性を含む)の骨穿孔術等の外科治療です。
5番目は、膝関節症(変形性を含む)、股関節骨頭壊死、股関節症(変形性を含む)の人工関節再置換術等の外科治療です。

小児科

小児科
DPC
コード
DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用
パス
140010x199x00x 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(出生時体重2500g以上) 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 142 7.77 6.18 0.70% 0.00  
040090xxxxxx0x 急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症(その他) 定義副傷病 なし 72 5.56 5.94 1.39% 1.19  
150010xxxxx0xx ウイルス性腸炎 手術・処置等2 なし 70

4.04

5.50 0.00% 3.74  
140010x299x0xx 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(出生時体重1500g以上2500g未満) 手術なし 手術・処置等2 なし 36 12.42 11.49 0.00% 0.00  
150040xxxxx0xx 熱性けいれん 手術・処置等2 なし 32 4.06 3.91 0.00% 2.34  

小児科で最も多いのは、早産・帝王切開で出産された児に関連する治療です。
2番目は、気管支炎等の治療です。
3番目は、ウイルス性腸炎の治療です。
4番目は、早産・低出生体重児(出生体重1500g以上2500g未満)に関連する治療です。
5番目は、熱性けいれんの治療です。

呼吸器外科

呼吸器外科
DPC
コード
DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用
パス
040040xx97x0xx 肺の悪性腫瘍 手術あり 手術・処置等2 なし 75 12.40 12.35 0.00% 68.87  
040040xx99040x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし 58 14.03 11.99 0.00% 67.28  
040200xx99x00x 気胸 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 25 8.64 9.14 0.00% 45.84  
040200xx01x00x 気胸 肺切除術等 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 25 10.28 10.04 0.00% 34.68  
040040xx99000x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 16 7.88 14.60 6.25% 74.50  
040040xx9910xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 あり 手術・処置等2 なし 16 2.06 3.59 0.00% 68.31  

呼吸器外科で最も多いのは、肺の悪性腫瘍の胸腔鏡治療です。
2番目は、肺の悪性腫瘍の化学療法です。
3番目は、気胸のドレナージ治療等です。
4番目は、気胸の胸腔鏡治療です。
5番目は、肺の悪性腫瘍に対する治療(対症療法等)と肺の悪性腫瘍等の診断のための気管支鏡検査です。

泌尿器科

泌尿器科
DPC
コード
DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用
パス
110070xx0200xx 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 72 7.71 7.31 1.39% 74.54  
110420xx97xx0x 水腎症(その他) その他の手術あり 定義副傷病 なし 56 4.25 5.17 0.00% 72.95  
11012xxx020x0x 上部尿路疾患 経尿道的尿路結石除去術等 手術・処置等1 なし 定義副傷病 なし 35 7.46 5.75 0.00% 64.43  
11012xxx97xx0x 上部尿路疾患 その他の手術あり 定義副傷病 なし 21 6.38 7.20 0.00% 68.29  
110080xx99000x 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 17 13.06 10.52 5.88% 79.12  

泌尿器科で最も多いのは、膀胱がんに対し尿道から内視鏡を挿入して腫瘍を切り取る治療です。
2番目は、水腎症の尿管狭窄に対しカテーテルを留置する治療です。
3番目は、腎・尿管結石の尿管鏡下による結石除去です。当院は、感染石羅患者が多く尿路感染を併発することが多いため、在院日数が全国平均より長くなっています。
4番目は、尿管結石等による尿管狭窄に対してカテーテルを留置する治療です。
5番目は、前立腺がんの治療です。

内科

内科
DPC
コード
DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用
パス
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 37 18.92 20.83 13.51% 81.22  
070560xx99x0xx 全身性臓器障害を伴う自己免疫性疾患 手術なし 手術・処置等2 なし 36 23.56 17.16 2.78% 63.67  
110310xx99xx0x 腎臓または尿路の感染症 手術なし 定義副傷病 なし 29 14.41 12.34 6.90% 71.59  
110280xx99010x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 1あり 定義副傷病 なし 20 14.15 14.55 5.00% 72.60  
110280xx99000x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 11 20.09 12.23 18.18% 74.91  

内科で最も多いのは、誤嚥性肺炎の治療です。
2番目は、膠原病の診断・治療です。
3番目は、尿路感染・腎盂腎炎等の治療です。
4番目は、慢性腎不全のための人工透析による治療です。
5番目は、慢性腎不全の治療です。
ご高齢者に多い誤嚥性肺炎等での入院は、軽快退院後、他の病院・診療所への転院が多く見られます。
(リウマチ科、腎臓内科含む)

眼科

眼科
DPC
コード
DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用
パス
020160xx97xxx0 網膜剥離 手術あり 片眼 39 11.59 10.21 0.00% 63.97  
020200xx9710xx 黄斑、後極変性 手術あり 手術・処置等1 あり 手術・処置等2 なし 38 7.18 7.31 0.00% 73.03  
020110xx97xxx0 白内障、水晶体の疾患 手術あり 片眼 38 3.39 2.85 0.00% 78.63  
020220xx97xxx0 緑内障 手術あり 片眼 32 7.72 8.51 0.00% 69.38  
020240xx97xxx0 硝子体疾患 手術あり 片眼 28 6.68 6.63 0.00% 70.14  

眼科で最も多いのは、網膜剥離の外科治療です。
2番目は、網膜前膜・黄斑円孔の外科治療です。
3番目は、白内障の外科治療です。
4番目は、緑内障の外科治療です。
5番目は、硝子体出血の外科治療です。
(当院では白内障の手術は、2~3日の入院で行われています。今回の病院指標では、このような通常行われている白内障の治療は除外項目になっているため含まれておりません。)

産婦人科

産婦人科
DPC
コード
DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用
パス
120070xx02xxxx 卵巣の良性腫瘍 卵巣部分切除術(腟式を含む。) 腹腔鏡によるもの等 35 6.54 6.37 0.00% 44.54  
120060xx01xxxx 子宮の良性腫瘍 子宮全摘術等 33 9.76 9.91 0.00% 47.06  
120140xxxxxxxx 流産 23 2.35 2.43 0.00% 34.30  
12002xxx02x0xx 子宮頸・体部の悪性腫瘍 子宮筋腫摘出(核出)術 腟式等 手術・処置等2 なし 20 3.95 3.25 0.00% 43.50  
120170xx99x0xx 早産、切迫早産 手術なし 手術・処置等2 なし 20 24.05 20.41 0.00% 31.05  

産婦人科で最も多いのは、卵巣のう腫等の腹腔鏡による治療です。
2番目は、子宮筋腫の外科治療です。
3番目は、流産後等の入院です。
4番目は、子宮頚部の悪性腫瘍の外科治療です。
5番目は、早産・切迫早産の治療です。
(なお、「正常分娩」も多く取り扱っていますが、DPCコードに分類されないため病院指標には表れません。)

耳鼻咽喉科

耳鼻咽喉科
DPC
コード
DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用
パス
030230xxxxxxxx 扁桃、アデノイドの慢性疾患 34 8.91 8.01 0.00% 14.79  
030428xxxxxxxx 突発性難聴 32 8.03 9.18 0.00% 58.97  
030400xx99xxxx 前庭機能障害 手術なし 20 6.80 5.15 0.00% 65.35  
030350xxxxxxxx 慢性副鼻腔炎 16 7.19 7.23 0.00% 46.06  
030150xx97xxxx 耳・鼻・口腔・咽頭・大唾液腺の腫瘍 手術あり 16 6.31 7.58 0.00% 61.56  

耳鼻咽喉科で最も多いのは、扁桃肥大等の外科治療(アデノイド切除術等)です。
2番目は、突発性難聴の治療です。
3番目は、内耳性めまい等の治療です。
4番目は慢性副鼻腔炎の診断・治療です。
5番目は耳・鼻・口腔・咽頭・大唾液腺の腫瘍の外科治療(腫瘍摘出術)です。

脳神経外科

脳神経外科
DPC
コード
DPC名称 患者数  平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用
パス
010040x099x00x 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 51

22.12

19.10 70.59% 66.22  
010050xx02x00x 非外傷性硬膜下血腫 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術等 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 33 5.48 11.75 6.06% 75.55  
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 23 7.17 7.34 4.35% 71.30  
160100xx97x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 20 9.90 9.68 15.00% 77.40  
010030xx9910xx 未破裂脳動脈瘤 手術なし 手術・処置等1 あり 手術・処置等2 なし 17 3.00 3.14 0.00% 68.53  

脳神経外科で最も多いのは、非外傷性脳出血等の治療です。
2番目は、非外傷性硬膜下血腫の慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術です。
3番目は、外傷性脳出血による治療です。
4番目は、外傷性慢性硬膜下血腫の慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術です。
5番目は、脳動脈瘤の造影剤を使用した検査です。

形成外科

形成外科
DPC
コード
DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用
パス
180060xx97xxxx その他の新生物 手術あり 25 5.16 6.45 0.00% 46.09  
080006xx01x0xx 皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外) 皮膚悪性腫瘍切除術等 手術・処置等2 なし 22 22.27 8.50 0.00% 79.36  
070010xx010x0x 骨軟部の良性腫瘍(脊椎脊髄を除く。) 四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術等 手術・処置等1 なし 定義副傷病 なし 21 9.10 5.80 0.00% 53.43  
080007xx010xxx 皮膚の良性新生物 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)等 手術・処置等1 なし 14 6.36 4.14 0.00% 33.14  
080011xx970xxx 急性膿皮症 手術あり 手術・処置等1 なし 12 28.50 17.95 8.33% 52.75  

形成外科で最も多いのは、、皮膚腫瘍(良悪性不詳)の外科治療です。
2番目は、皮膚の悪性腫瘍の外科治療です。
3番目は、骨軟部良性腫瘍の外科治療です。
4番目は、皮膚の良性腫瘍の外科治療です。
5番目は、膿皮症・蜂巣炎の外科治療です。

神経内科

神経内科
DPC
コード
DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用
パス
010060x2990401 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし 発症前Rankin Scale 0、1又は2 35 26.14 16.38 51.43% 67.11  
010060x2990201 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 2あり 定義副傷病 なし 発症前Rankin Scale 0、1又は2 16.51  
010155xxxxx10x 運動ニューロン疾患等 手術・処置等2 1あり 定義副傷病 なし 18.64  
010060x2990411 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 1あり 発症前Rankin Scale 0、1又は2 18.34  
010060x2990211 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 2あり 定義副傷病 1あり 発症前Rankin Scale 0、1又は2 18.64  

神経内科で最も多いのは、脳梗塞〔重症度0-2〕の内科治療〔エダラボン治療〕です。
2番目は、脳梗塞〔重症度0-2〕のリハビリ目的の入院です。
3番目は、筋萎縮性側索硬化症の治療です。
4番目は、脳梗塞〔重症度0-2〕で頻脈性不整脈等の症状がある方の内科治療〔エダラボン治療〕です。
5番目は、脳梗塞〔重症度0-2 定義された副傷病あり〕のリハビリ目的の入院です。
(なお、「重症度」とは脳梗塞発症前おおむね1週間と発症後を比較した時の自立度を「0-5」段階で評価したものです。定義された副傷病とは、心房細動等です。)
年間の症例数が10症例に満たないものについては(-)と表示しています。

皮膚科

皮膚科
DPC
コード
DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用
パス
080011xx99xxxx 急性膿皮症 手術なし 50 14.72 11.73 12.00% 70.88  
080020xxxxxxxx 帯状疱疹 42 8.52 8.95 0.00% 67.95  
080100xxxx0xxx 薬疹、中毒疹 手術・処置等1 なし 11 18.64 10.89 0.00% 57.00  
080090xxxxxxxx 紅斑症 10.37  
080030xxxxxxxx 疱疹(帯状疱疹を除く。)、その類症 7.28  
161060xx99x0xx 詳細不明の損傷等 手術なし 手術・処置等2 なし 4.01  
080011xx970xxx 急性膿皮症 手術あり 手術・処置等1 なし 17.95  

皮膚科で最も多いのは、蜂巣炎の治療です。
2番目は、帯状疱疹の治療です。
3番目は、薬剤性湿疹の治療です。
4番目は、紅斑症・水痘・アナフィラキシー等の治療です。
年間の症例数が10症例に満たないものについては(-)と表示しています。

心臓血管外科

心臓血管外科
DPC
コード
DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用
パス
050080xx0111xx 弁膜症(連合弁膜症を含む。) ロス手術(自己肺動脈弁組織による大動脈基部置換術)等 手術・処置等1 1あり 手術・処置等2 1あり 11 43.64 38.02 0.00% 69.82  
050130xx99000x 心不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 17.71  
050080xx01010x 弁膜症(連合弁膜症を含む。) ロス手術(自己肺動脈弁組織による大動脈基部置換術)等 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 1あり 定義副傷病 なし 23.93  
050050xx0101xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 心室瘤切除術(梗塞切除を含む。) 単独のもの等 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 1あり 23.29  
050050xx01110x 狭心症、慢性虚血性心疾患 心室瘤切除術(梗塞切除を含む。) 単独のもの等 手術・処置等1 1,2あり 手術・処置等2 1あり 定義副傷病 なし 28.11  
050161xx97x10x 解離性大動脈瘤 その他の手術あり 手術・処置等2 1あり 定義副傷病 なし 28.04  

心臓血管外科では、大動脈弁狭窄症・僧帽弁逆流症等に対して人工弁置換術や弁形成術、狭心症・陳旧性心筋梗塞に対する冠動脈バイパス術、急性大動脈解離・真性大動脈瘤に対して上行・弓部大動脈人工血管置換術が多く行われています。
年間の症例数が10症例に満たないものについては(-)と表示しています。

心療内科

心療内科
DPC
コード
DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用
パス
170040xxxxxxxx 気分[感情]障害 19.36  
100270xxxxx0xx 間脳下垂体疾患(その他) 手術・処置等2 なし 27.83  
010300xxxxxxxx 睡眠障害 4.50  
010300xxxxxxxx 低カリウム血症 12.82  
100393xx99xxxx その他の体液・電解質・酸塩基平衡障害 手術なし 10.05  
0400801499x011 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 あり A-DROP スコア1 16.68  
010290xxxxxxxx 自律神経系の障害 5.38  
0400801499x001 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし A-DROP スコア1 13.51  
010060x2990001 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 発症前Rankin Scale 0、1又は2 6.76  
0400801499x012 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 あり A-DROP スコア2 18.18  

心療内科で最も多いのは、うつ病の治療です。
2番目は神経性食欲不振等の治療です。
3番目は、不眠症や低カリウム血症や肺炎等の治療です。
年間の症例数が10症例に満たないものについては(-)と表示しています。

救急科

救急科
DPC
コード
DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用
パス
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷  手術なし  手術・処置等2 なし  定義副傷病 なし 19 2.79 7.34 15.79% 51.89  
010230xx99x00x てんかん 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 19 3.00 6.32 10.53% 55.63  
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 15 11.80 20.83 20.00% 83.67  
161070xxxxx00x 薬物中毒(その他の中毒)  手術・処置等2 なし  定義副傷病 なし 14 3.36 3.58 0.00% 52.29  
180010x0xxx0xx 敗血症(1歳以上) 手術・処置等2 なし 11 15.18 19.01 36.36% 80.45  

救急科で最も多いのは、脳振盪・頭部打撲の治療です。
2番目は、てんかんの治療です。
3番目は、誤嚥性肺炎の治療です。
4番目は、薬物中毒の治療です。
5番目は、敗血症の治療です。

3.初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数

初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  初発
(StageI)
初発
(StageII)
初発
(StageIII)
初発
(StageIV)
初発
(不明)
再発 病期分類基準 版数
胃癌 99 11 12 54 13 1 7
大腸癌 39 37 39 57 21 14 1 7
乳癌 50 38 12 1 7
肺癌 74 47 71 163 48 193 1 7
肝癌 11 11 32 1 7

病期分類基準は、1:UICC TNM分類、2:癌取扱い規約

がんの患者数の多い5つのがん(胃癌、大腸癌、乳癌、肺癌、肝癌)について、はじめて治療(初発)した場合の患者数をがんの進行度であるUICC病期分類(ステージ)ごとに集計し、再発で治療を受けた場合の患者数をそれぞれの部位ごと集計したものです。
また、がんの疑いで入院して結果が確定しなかった場合に関しては、「不明」に集計してあります。
病期(ステージ)は、がんの大きさや進展度、リンパ節転移、遠隔転移の有無によって決定され、1期~4期に分類されています。
「患者数」は計測期間内の退院数となります。複数回入院の場合は、入院回数分が集計されております。各腫瘍の取り扱い件数ではありません。
年間の症例数が10症例に満たないものについては(-)と表示しています。

4.成人市中肺炎の重症度別患者数等

成人市中肺炎の重症度別患者数等
  患者数 平均在院日数 平均年齢
軽症 46 12.91 60.67
中等症 245 17.22 77.58
重症 104 18.52 83.81
超重症 20 16.45 82.95
不明      

市中肺炎とは、施設や病院等以外で、普段の日常生活を送っていた人が罹った肺炎のことです。また、重症度とは入院時、発症時の重症の度合いを表しています。
重症度はこの病気で一般的に用いられているA-DROPスコアを用いています。年齢・性別・脱水・呼吸・意識障害・収縮期血圧から重症度を算出しています。
重症度の高い患者さんは入院日数が長く、高齢の患者さんが罹りやすい結果が出ております。 

5.脳梗塞の患者数等

脳梗塞の患者数等
発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 213 27.05 75.16 46.90%
その他 13 16.08 77.62 3.10%

当院では脳梗塞の患者数が多く、その中でも急性期である発症3日以内の症例が全体の中でも高い割合を示しています。
年間の症例数が10症例に満たないものについては(-)と表示しています。

6.診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

各診療科の上位5位まで入院中に施行された手術件数です。なお、診療報酬請求上、1入院中に複数の手術が行われていた場合は、主なものから1つ選ぶことになりますので、実際の件数よりも少なくなります。
また、入院中に病状が変わり診療科を変更した場合は退院時の診療科の件数になっています。
年間の症例数が10症例に満たないものについては(-)と表示しています。

眼科

眼科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用
パス
K2821ロ 水晶体再建術 眼内レンズを挿入する場合 その他のもの 等 710 0.38 1.00 0.14% 76.67  
K2801 硝子体茎顕微鏡下離断術 網膜付着組織を含むもの 等 106 0.75 6.79 0.00% 68.45  
K2802 硝子体茎顕微鏡下離断術(その他) 等 41 0.49 5.59 0.00% 73.76  
K2683 緑内障手術 濾過手術 17 0.59 7.35 0.00% 75.06  
K279 硝子体切除術 16 0.19 1.81 0.00% 80.31  

眼科では、白内障・網膜剥離・硝子体出血・緑内障の手術が多く行われています。
なお、診療報酬請求上、1入院中に複数の手術が行われていた場合は、主なものから1つ選ぶことになりますので、実際の件数よりも少なくなります。
年間の症例数が10症例に満たないものについては(-)と表示しています。

外科

外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用
パス
K6335 鼠径ヘルニア手術 等 113 1.23 2.77 0.88% 54.87  
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 58 1.41 4.57 0.00% 59.50  
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 58 4.66 14.09 1.72% 72.28  
K4762 乳腺悪性腫瘍手術(乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わない)) 等 50 0.98 5.12 0.00% 61.66  
K4763 乳腺悪性腫瘍手術 乳房切除術(腋窩部郭清を伴わないもの) 等 37

1.51

9.14 0.00% 60.81  

外科では、鼡径ヘルニアに対する切除術、胆のう結石症・大腸がんの腹腔鏡による切除術、乳がん(切除する大きさにより術式が分けられます)に対する切除術が多く行われています。
なお、診療報酬請求上、1入院中に複数の手術が行われていた場合は、主なものから1つ選ぶことになりますので、実際の件数よりも少なくなります。

整形外科

整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用
パス
K0461 骨折観血的手術(大腿) 等 144 5.61 19.51 68.75% 78.22  
K0821 人工関節置換術(膝) 等 125 2.66 27.22 20.00% 72.69  
K0483 骨内異物(挿入物を含む)除去術(下腿) 等 65 0.94 3.68 0.00% 53.06  
K0542 骨切り術(下腿) 58 1.05 44.10 6.90% 67.10  
K0811 人工骨頭挿入術(股) 等 57 9.93 18.54 91.23% 83.95  

整形外科では、骨折部を開放し直接整復し内固定を行う手術、関節の軟骨がすり減ったリ関節の骨が変形した場合にすり減った関節の骨を整えて余分な骨を切り取り人工関節を設置する手術が多く行われています。
なお、診療報酬請求上、1入院中に複数の手術が行われていた場合は、原則、主なものから1つ選ぶことになりますので実際の件数よりも少なくなります。

消化器内科

消化器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用
パス
K6871 内視鏡的乳頭切開術 乳頭括約筋切開のみのもの 等 79 2.09 8.38 5.06% 72.54  
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 75 2.93 11.43 4.00% 77.07  
K654 内視鏡的消化管止血術 62 1.19 11.87 3.23% 72.13  
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 長径2センチメートル未満 等 41 3.27 4.27 2.44% 70.83  
K6532 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 早期悪性腫瘍粘膜下層剥離術 等 35 1.69 9.23 0.00% 74.60  

消化器内科では、胆管や膵臓にできたがんや石による胆管の狭窄や閉塞した場合にステントというチューブを入れて広げたり切開する手術、出血性潰瘍・腫瘍切除後出血を内視鏡的に止血する手術、胃がん・大腸がんを内視鏡的に切除する手術が多く行われています。
なお、診療報酬請求上、1入院中に複数の手術が行われていた場合は、主なものから1つ選ぶことになりますので、実際の件数よりも少なくなります。

循環器内科

循環器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用
パス
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術 その他のもの 等 91 2.65 5.11 0.00% 70.57  
K5972 ペースメーカー移植術 経静脈電極の場合 等 57 2.33 11.51 5.26% 79.09  
 K5491 経皮的冠動脈ステント留置術 急性心筋梗塞に対するもの 等 53 0.04 18.89 5.66% 66.66  
K597-2 ペースメーカー交換術 31 1.42 7.26 0.00% 79.81  
K5492 経皮的冠動脈ステント留置術 不安定狭心症に対するもの 29 0.31 12.07 0.00% 71.07  

循環器内科では、心筋梗塞・狭心症・洞不全症候群・完全(高度)房室ブロックに対する冠動脈ステント留置術というカテーテル手術、ペースメーカー移植術(交換術)が多く行われています。
なお、診療報酬請求上、1入院中に複数の手術が行われていた場合は、主なものから1つ選ぶことになりますので、実際の件数よりも少なくなります。

泌尿器科

泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用
パス
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 83 1.10 3.12 0.00% 73.64  
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 電解質溶液利用のもの 等 60 1.70 5.27 1.67% 74.47  
K616-4 経皮的シャント拡張術・血栓除去術 45 0.27 3.00 0.00% 72.44  
K768 体外衝撃波腎・尿管結石破砕術(一連につき) 34 1.00 1.00 0.00% 58.18  
K7811 経尿道的尿路結石除去術 レーザーによるもの 等 33 1.12 5.15 0.00% 64.45  

泌尿器科では、尿管狭窄に対してカテーテルを留置する手術、膀胱がんの手術、透析シャント閉塞(狭窄)に対してシャントを拡張する手術、結石を破砕し除去する手術が多く行われています。
なお、診療報酬請求上、1入院中に複数の手術が行われていた場合は、主なものから1つ選ぶことになりますので、実際の件数よりも少なくなります。

産婦人科

産婦人科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用
パス
K877 子宮全摘術 47 1.23 8.00 0.00% 49.13  
K8882 子宮附属器腫瘍摘出術(両側) 腹腔鏡によるもの 等 43 1.00 4.07 0.00% 42.21  
K867-3 子宮頸部摘出術(腟部切断術を含む。) 21 1.00 1.95 0.00% 43.90  
K9091 流産手術 妊娠11週までの場合 等 18 1.28 0.11 0.00% 35.00  
K8881 子宮附属器腫瘍摘出術(両側) 開腹によるもの  

産婦人科では、卵巣のう腫・子宮筋腫・子宮頚部上皮内がん・子宮頚部高度異形成に対する切除術が多く行われています。
なお、診療報酬請求上、1入院中に複数の手術が行われていた場合は、主なものから1つ選ぶことになりますので、実際の件数よりも少なくなります。

耳鼻咽喉科

耳鼻咽喉科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用
パス
K3772 口蓋扁桃手術(摘出) 21 1.00 7.10 0.00% 28.14  
K370 アデノイド切除術 20 1.00 6.65 0.00% 5.55  
K319 鼓室形成手術 12 1.00 7.08 0.00% 48.25  
K340-5 内視鏡下鼻・副鼻腔手術3型(選択的(複数洞)副鼻腔手術) 等 10 1.00 5.50 0.00% 45.00  
K340-6 内視鏡下鼻・副鼻腔手術4型(汎副鼻腔手術) 等  

耳鼻咽喉科では、扁桃肥大・アデノイド増殖症・慢性副鼻腔炎・扁桃炎・喉頭腫瘍に対する切除術、中耳炎の鼓室形成手術が多く行われています。
なお、診療報酬請求上、1入院中に複数の手術が行われていた場合は、主なものから1つ選ぶことになりますので、実際の件数よりも少なくなります。
年間の症例数が10症例に満たないものについては(-)と表示しています。

呼吸器外科

呼吸器外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用
パス
K514-23 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術 肺葉切除又は1肺葉を超えるもの 等 58 2.16 10.78 0.00% 69.55  
K5131 胸腔鏡下肺切除術 肺嚢胞手術(楔状部分切除によるもの) 等 28 7.36 6.96 0.00% 39.43  
K488-4 胸腔鏡下試験切除術 15 2.20 6.73 0.00% 63.20  
K5132 胸腔鏡下肺切除術 その他のもの 等 14 2.43 7.86 0.00% 67.14  
K514-21 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術 部分切除 等 11 2.18 7.45 0.00% 72.18  

呼吸器外科では、肺がん(切除する大きさにより術式が分けられます)に対する胸腔鏡下での切除術、気胸・肺(縦隔)の良性腫瘍に対する胸腔鏡下での切除術、診断のための手術が多く行われています。
なお、診療報酬請求上、1入院中に複数の手術が行われていた場合は、主なものから1つ選ぶことになりますので、実際の件数よりも少なくなります。

形成外科

形成外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用
パス
K0301 四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術(躯幹) 等 21 0.71 8.00 0.00% 54.00  
K0072 皮膚悪性腫瘍切除術(単純切除) 17 0.53 21.59 0.00% 79.76  
K013-21 全層植皮術(25平方センチメートル未満) 16 2.25 13.31 0.00% 71.31  
K0051 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径2cm未満) 16 1.88 8.56 0.00% 58.00  
K0052 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径2cm以上4cm未満) 10 0.40 1.70 0.00% 39.30  

形成外科では、軟部腫瘍・皮膚腫瘍・皮膚がんの切除術、外傷・瘢痕・腫瘍除去後の欠損部分に皮膚を植皮する手術が多く行われています。
なお、診療報酬請求上、1入院中に複数の手術が行われていた場合は、主なものから1つ選ぶことになりますので、実際の件数よりも少なくなります。

救急科

救急科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用
パス
K6151 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(止血術)  
K6021 経皮的心肺補助法(初日)  
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術  
K386 気管切開術  
K150 脳膿瘍排膿術  
K124-2 寛骨臼骨折観血的手術  
K758 腎周囲膿瘍切開術  

腹腔内損傷に対しての血管塞栓術、経皮的心肺補助法等が行われています。
退院診療科での集計のため、救急科で手術をして他科に転科(入院中に診療科が変更になること)した患者においては、他科の主要手術として集計が行われています。
年間の症例数が10症例に満たないものについては(-)と表示しています。

脳神経外科

脳神経外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用
パス
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 47 0.21 4.38 4.26% 76.77  
K1771 脳動脈瘤頸部クリッピング 1箇所 等 15 0.93 24.40 33.33% 67.67  
K609-2 経皮的頸動脈ステント留置術 14 8.21 9.43 21.43% 73.64  
K1643 頭蓋内血腫除去術(開頭)(脳内) 等 11 0.91 46.27 81.82% 62.00  
K145 穿頭脳室ドレナージ術  
K1781 脳血管内手術(1箇所) 等  

脳神経外科では、慢性硬膜下血腫に対する洗浄ドレナージ手術、脳動脈瘤・脳動静脈奇形等に対する手術、内頚動脈狭窄症に対するステント留置術、頭蓋内(硬膜外・硬膜下・脳内)血腫除去術が多く行われています。
なお、診療報酬請求上、1入院中に複数の手術が行われていた場合は、主なものから1つ選ぶことになりますので、実際の件数よりも少なくなります。
年間の症例数が10症例に満たないものについては(-)と表示しています。

心臓血管外科

心臓血管外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用
パス
K5551 弁置換術 1弁のもの 等 17 8.29 31.12 0.00% 67.53  
K5522 冠動脈、大動脈バイパス移植術 2吻合以上のもの 12 9.83 24.58 0.00% 73.08  
K5541 弁形成術 1弁のもの 等  
K5601ニ 大動脈瘤切除術(上行)(その他) 等  
K5611 ステントグラフト内挿術 胸部大動脈  
K560-21 オープン型ステントグラフト内挿術(弓部)  
K5602 大動脈瘤切除術(吻合又は移植を含む。) 弓部大動脈  
K5603ニ 大動脈瘤切除術(吻合又は移植を含む。) 上行大動脈及び弓部大動脈の同時手術 その他のもの  
K5943 不整脈手術(メイズ手術)  

心臓血管外科では、大動脈弁狭窄症・僧帽弁逆流症等に対して人工弁置換術や弁形成術、狭心症・陳旧性心筋梗塞に対する冠動脈バイパス術、急性大動脈解離・真性大動脈瘤に対して上行・弓部大動脈人工血管置換術が多く行われています。
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小児科

小児科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用
パス
K9131 新生児仮死蘇生術 仮死第1度のもの 等 13 0.00 19.15 0.00% 0.00  
K7151 腸重積症整復術 非観血的なもの 等  
K9132 新生児仮死蘇生術 仮死第2度のもの  
K1643 頭蓋内血腫除去術(開頭して行うもの) 脳内のもの  

小児科では新生児仮死に対しての治療等が行われています。
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呼吸器内科

呼吸器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用
パス
K6151 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(止血術) 18 4.28 13.56 5.56% 74.33  
K654 内視鏡的消化管止血術  
K688 内視鏡的胆道ステント留置術  
K386 気管切開術  
K6261 リンパ節摘出術(長径3cm未満)  
K681 胆嚢外瘻造設術  

呼吸器内科では、喀血に対する気管支動脈塞栓術が多く行われています。
年間の症例数が10症例に満たないものについては(-)と表示しています。

内科

内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用
パス
K610-3 内シャント又は外シャント設置術 等  
K654 内視鏡的消化管止血術  
K664 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む) 等  
K740-22 腹腔鏡下直腸切除・切断術 低位前方切除術  
K6261 リンパ節摘出術(長径3cm未満)  
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満)  
K0461 骨折観血的手術(大腿)  
K616-4 経皮的シャント拡張術・血栓除去術  

退院診療科での集計のため、他の診療科で手術をして内科に転科(入院中に病状が変わり診療科が変更になること)した患者においても、内科の主要手術として集計が行われています。
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神経内科

神経内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用
パス
K654 内視鏡的消化管止血術  

消化管出血に対しての内視鏡的消化管止血術が行われています。
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7.その他 (DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

入院および手術や術後合併症の発生率
DPC 傷病名 入院契機 症例数 請求率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一
130100 播種性血管内凝固症候群 異なる 16 0.13%
180010 敗血症 同一 26 0.22%
180010 敗血症 異なる 93 0.78%
180035 その他の真菌感染症 同一
180035 その他の真菌感染症 異なる
180040 手術・処置等の合併症 同一 121 1.02%
180040 手術・処置等の合併症 異なる 13 0.11%

入院患者数のうち入院および手術や術後合併症の発生率です。
入院契機とは、入院契機病名に関するものかどうかを表していて、「同一」のものはその疾患自体を治療するために入院してきているもので、「異なる」ものは別の疾患を治療するために入院しているが、同時もしくは入院中に発症していることを表します。
医療の質の向上のために4つの傷病名を公表しています。
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※180040 手術・処置等の合併症の具体的な傷病名例
術後(処置後)出血・透析シャント感染症・透析シャント閉塞(狭窄)・吻合部狭窄
造影剤ショック・胆管ステント閉塞・カテーテル関連尿路感染症等

更新履歴

平成30年9月28日 平成29年度 藤枝市立総合病院 病院指標 掲載

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電話番号:054-646-1111(代表) ファクス:054-646-1122
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更新日:2018年10月17日