脳神経外科・脳卒中科スタッフ紹介

脳神経外科長 田中悠二郎

田中(たなか) 悠二郎(ゆうじろう)

科部長・常勤医

資格・専門医等

日本脳神経外科学会専門医・指導医
日本脳卒中学会専門医・指導医
日本脳卒中の外科学会技術認定医
日本脳神経血管内治療学会専門医・指導医
医学博士

とくに専門とする領域

脳血管障害の開頭手術・血管内治療

外来日

月曜日(午前)、金曜日(午前)

藤枝市の市民病院であり、志太榛原地域の中核病院でもある藤枝市立総合病院の脳神経外科で診療できることを大変光栄に感じております。地域に信頼される脳神経外科として、安全で確実な治療を提供したいと考えています。私の専門分野である脳卒中・脳血管障害領域(詳しくは「脳血管障害に対する外科治療」のページをご覧ください)は、血管内治療(カテーテル治療)の進歩に伴い近年治療法が劇的に変化しつつあります。病気の特性は一人一人違うため、自分で調べてみたけれども、治療をすべきなのかどうか、どのような治療が適切なのか、結局よくわからなかったというお話をよく耳にします。開頭手術にしても血管内治療にしても、脳の手術をお願いすることは大変に勇気のいることだと思いますので、時間をかけてわかりやすく丁寧に説明することを心がけて診療しています。脳動脈瘤、脳動静脈奇形、もやもや病、硬膜動静脈瘻といった脳血管障害に関してはセカンドオピニオンも承りますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
脳血管障害分野以外の脳神経外科疾患(脳腫瘍など)においても、東京医科大学脳神経外科との連携を生かし、最良の治療が受けられるような体制を整えていますので、脳の病気であれば何でもご相談ください。

伊賀崎翔太医師

伊賀崎(いがさき) 翔太(しょうた
)

医長・常勤医

資格・専門医等

日本脳卒中学会専門医
日本脳神経血管内治療学会専門医
日本内科学会認定総合内科専門医
日本内科学会 認定内科医
日本神経学会 神経内科専門医
日本脳神経超音波学会認定脳神経超音波検査士

とくに専門とする領域

脳卒中の診断と治療、脳血管内治療

外来日

月曜日(午前)、木曜日(午前)

2023年4月より脳卒中科として赴任致しました。内科・脳神経内科をベースとして主に脳卒中の内科診療を担当致します。脳血管内治療も学んできたため、脳神経外科と協力し、脳梗塞や脳出血に対するカテーテル治療や検査も行います。 

脳卒中治療は重篤な後遺症や命に関わることもあり、時間との勝負です。当院では救急科、脳神経外科とともに迅速な脳卒中診療を心がけております。脳梗塞の場合には必要に応じて血栓溶解療法や血栓回収術などの急性期治療を素早く適応判断致します。また、脳卒中は様々な原因で起こり得るため、脳卒中を起こした原因を調べることは脳梗塞再発を防ぐために非常に重要になります。動脈硬化のリスク因子の検索、塞栓源検索などを神経超音波や画像検査を行うことで、それぞれの患者さんの脳卒中の原因を把握し、内科治療・外科治療に関わらず最善の治療を提案していきたいと考えております。微力ながら志太榛原地区の脳卒中診療に貢献したいと思います。
 

菊田朗医師

菊田 朗(きくた あきら)

医長・常勤医

資格・専門医等

日本脳神経外科学会認定脳神経外科専門医
日本脳神経血管内治療学会認定脳神経血管内治療専門医

とくに専門とする領域

救急脳神経疾患、脳腫瘍

外来日

火曜日(午前)

2023年4月より常勤として赴任させて頂きました

頭部打撲・頭痛といったよく見られる疾患から、脳腫瘍・血管障害等の専門性高い疾患まで、手術も含め個々人に最善と考えられる医療を提供することを理念として診療させて頂きます。脳疾患は多様な症状が出現し得るため、ご自身にて病気等を調べようとも限界があり、逆に不安を助長させてしまう可能性もあります。また、脳疾患(特に血管障害)は一度発症すると重篤な後遺症など出現する可能性が高く、脳ドックなどによる早期発見早期治療が今の時代においては肝となっております。いずれにおきましても、まずは専門家に相談していただくことが診断・治療の早道となります。どのような疑問においても気軽に相談できるような親身な医療を心がけておりますので、いつでもご相談ください。
 

小笠原一源医師

小笠原(おがさわら) 一源(もとより)

医員・常勤医

資格・専門医等

日本脳神経外科学会所属

とくに専門とする領域

救急脳神経疾患

外来日

金曜日(午前)

 

2022年10月より赴任しました小笠原一源と申します。外来は毎週金曜午前中を担当致します。脳卒中や頭部外傷などの救急脳神経疾患を中心に、脳神経外科疾患全般を対応させて頂きます。患者さんに親身に寄り添った診療をモットーに医療を提供する所存であります。宜しくお願い申し上げます。
 

生天目浩昭

生天目(なまため) 浩昭(ひろあき)

非常勤

資格・専門医

日本脳神経外科学会専門医・指導医
日本神経内視鏡学会 技術認定医
医学博士

とくに専門とする領域

神経内視鏡手術、小児脳神経外科

外来日

木曜日(午前)

2013年より毎週木曜日の外来を担当し、手術のお手伝いにも来ています。
脳神経外科を受診する患者さんはお年寄りが多いと思われがちですが、生まれてすぐに見つかる脳や脊髄の病気もあり、過去に勤めた病院では小児の脳神経外科手術も数多く経験して参りました。お子様からお年寄りまで、お気軽にご相談ください。
 

渡辺大介

渡辺(わたなべ) 大介(だいすけ)

非常勤

資格・専門医

日本脳神経血管内治療学会専門医・指導医
日本脳卒中学会専門医・指導医
医学博士
Onyxプロクター業務委託契約
(日本メドトロニック株式会社)
日本脳神経血管内治療学会機関誌 査読委員

とくに専門とする領域

脳神経血管内治療、脳卒中

外来日

水曜日(午前)

渡辺医師の脳に関する情報サイト

脳神経血管内治療とは、カテーテルとよばれる細い管を使い、脳動脈瘤、頸動脈狭窄、脳主幹動脈閉塞、頭蓋内動脈狭窄、脳動静脈奇形、硬膜動静脈瘻などの脳や脊髄の血管疾患を、切らずに治す新しい治療法です。
開頭が不要であるため、通常の外科的治療と比較し患者さんの負担が少ない治療です。そのため脳神経血管内治療は心臓や末梢血管の血管内治療と同様に、年々治療症例数が増加しています。
しかし脳神経血管内治療には多くの特殊な機器と特別な技術が必要であり、どの施設でもどの医師でも安全に治療ができるわけではありません。また当然治療に伴う危険性もあります。私は治療適応(治療すべきかどうか)と方法(薬か外科治療か、それとも血管内治療か)の検討が最も重要であると考えています。
一般的に、その疾患による症状がすでにある場合は積極的な治療が必要になりますが、偶然に発見され全く症状がない場合、治療すべきかどうかは十分な検討が必要です。
脳および脊髄の血管疾患に対しては、経過観察(禁煙や生活習慣を改善し経過をみる)、内科治療(薬による治療)、外科治療(手術による治療)、放射線治療(ガンマナイフなどによる治療)、そして血管内治療があります。
その疾患の自然経過(何も治療しないとどれくらいの確率でどのようなことがおこるのか)と治療効果(どれくらいの危険でどのような効果があるのか)を考え、治療効果が危険性より有意に高い最善の方法を選択すべきだと思います。
脳神経血管内治療を選択した場合、症例の手術戦略は事前に入念に検討しておき、手術中は手技に集中できるようにしています。
予定外の流れとなった場合に備え複数の戦略を用意しておき、状況に合った最も安全な戦略を採用し手術を完了するようにしています。このように合併症なく安全に手術を終わらせる事を念頭に、常に手術に臨んでいます。
 

岡田博史

岡田(おかだ) 博史(ひろふみ)

非常勤

資格・専門医等

日本脳神経外科学会専門医・指導医
日本脳卒中学会専門医
日本脳神経血管内治療学会専門医

とくに専門とする領域

脳血管障害の開頭手術・血管内治療

外来日

水曜日(午前)

2018年10月まで常勤医として従事させていただきました。現在は毎週水曜日の外来を担当しております。
 

柿崎祐太医師

柿崎(かきざき) 祐太(ゆうた)

非常勤

資格・専門医等

日本脳神経外科学会所属

とくに専門とする領域

救急脳神経疾患

外来日

火曜日(午前)

2023年4月より毎週火曜日の外来を担当させて頂いております。頭部打撲・脳卒中といったよく見られる疾患から、脳動脈瘤・脳腫瘍などの専門性の高い疾患まで真摯に診療させて頂きます。どのようなことでもお気軽にご相談ください。
 

伊澤仁之医師

伊澤(いざわ) 仁之(ひとし)

非常勤

資格・専門医等

日本脳神経外科学会専門医・指導医
日本脳卒中学会専門医
日本脳卒中の外科学会 技術認定医

とくに専門とする領域

頭蓋底腫瘍、聴神経腫瘍、眼窩内腫瘍、
顔面けいれん、三叉神経痛、
脳血管障害の開頭手術

外来日

外来はありません

東京医科大学病院では、頭蓋底腫瘍、聴神経腫瘍、眼窩内腫瘍、顔面けいれん、三叉神経痛、高難度動脈瘤の手術などを担当し、また若い脳神経外科医への手術指導も行っております。外科手術の欠点である「傷跡」をなるべく小さく、目立たないものにする整容面にも配慮した手術を心がけています。
脳神経外科では、難しい手術を受ける場合には、執刀医を求めてセカンドオピニオンを受けに遠方の病院を受診することが少なくありません。しかし患者様の目線で考えると、家族や友人と離れ、単身で手術を受けに地元を離れることは大変心細いものです。
藤枝市立総合病院では、私がこれまで手術を指導した先生方が存分に活躍してくれており、大学で手術を行うのと同等の結果を残せるようなチーム作りを目指してくれています。要請に応じて手術応援にかけつけ、安全で確実な手術をここ藤枝でも行えるように、力添えして参りたいと思います。
 

中島 伸幸

中島(なかじま) 伸幸(のぶゆき)

非常勤

資格・専門医等

日本脳神経外科学会専門医・指導医
日本内分泌学会 内分泌代謝科(脳神経外科)専門医
日本神経内視鏡学会技術認定医
日本小児神経外科学会認定医
日本脳卒中学会専門医・指導医
医学博士

とくに専門とする領域

聴神経腫瘍、下垂体腫瘍、髄膜腫、水頭症
神経内視鏡手術、頭蓋底手術

外来日

外来はありません

 

脳神経外科においても、内視鏡による手術が普及しつつあります。対象となる疾患は、水頭症、脳出血、下垂体腫瘍などであり、従来法より数多くのメリットがあります(市民公開講座のリーフレットをご参照ください)。私は直近10年間にて顕微鏡下手術を600件以上行い、かつ、神経内視鏡手術も300件以上行っており、脳神経外科における顕微鏡手術と内視鏡手術それぞれの利点を理解しています。静岡においても、是非神経内視鏡手術を普及すべく、藤枝市立総合病院の非常勤医師として貢献したいと考えています。対象となるご病気になった患者さんがおられましたら、常勤医と連携し診療や手術のサポートをしておりますので、是非ご相談ください。病気に立ち向かう患者さん、ご家族の力添えになれればと思います。
 

この記事に関するお問い合わせ先
脳神経外科

住所:静岡県藤枝市駿河台4丁目1番11号
電話番号:054-646-1111(代表) ファクス:054-646-1122
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更新日:2024年02月07日