緩和ケア病棟 竣工式を挙行しました
3月16日(土曜日)、2階講堂で緩和ケア病棟竣工式が執り行われました。
竣工式の開催にあたり、北村市長が病院開設者として挨拶し、今後も、「がんと救急に強い病院」を目指して市議会や志太医師会、市立総合病院と一体となって進めていきたいと述べました。
緩和ケア病棟は、治療が難しくなったがん患者さんで、がんに伴う痛みや吐き気などの身体的症状や、心の苦痛を和らげることなどを目的とした病棟です。がん患者さんだけでなく、その家族にも寄り添いながら、医師、看護師、薬剤師、臨床心理士、管理栄養士などの医療チームで可能な限り支援していきます。
竣工式には衆議院議員や県議会議員、市議会議員、志太医師会、工事関係者らおよそ50名が来賓として参列されました。竣工式典終了後には、内覧会を行い、緩和ケアセンター所長の吉野吾朗医師からの病棟についての説明や、日本アニマルセラピー協会所属のセラピー犬3頭との触れ合いの実演が行われました。
市立総合病院の緩和ケア病棟の特徴
緩和ケア病棟の病室は全室個室で計12床あります。本館8階南側に位置し、晴れた日には南向きの窓から駿河湾を見渡すことができます。患者家族の控室、患者専用の台所、面談室のほか、季節のイベントなどに利用できる談話室なども備えています。
日本緩和医療学会の認定医2人と、病棟に配属される看護師15人(うち認定看護師3人)が、協力して緩和ケアに取り組みます。
【病床数】12室(全室個室)
【延べ床面積】650平方メートル
【総事業費】同時に改修した外来化学療法センターと合わせ、2億5,600万円
【工事期間】令和5年5月~令和6年3月
患者の受け入れについて
緩和ケア病棟での患者の受け入れは4月1日(月曜日)開始を予定しています。
なお、入院できる患者さんは当院の外来に通院中または当院の入院患者さんのみとさせていただきます。
※令和6年3月下旬に「緩和ケア病棟」の紹介パンフレットをホームページ等で公開する予定です。
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更新日:2024年03月19日