令和6年度 市民公開講座拡大版を開催しました
市立総合病院は令和6年6月29日(土曜日)に、「市民公開講座拡大版 ~知って得する!病気の予防と治療のはなし~」を開催しました。
市民公開講座は、最新の医療情報や地域における医療体制などを広く市民に伝えるため、平成19年から開催しているものです。今回は、昨年度に引き続き藤枝市民会館での開催となりました。
実施内容
講座は二部構成で、第1部では、小児科の久保田晃医師より、「子どもの睡眠障害~眠りの乱れが招く不登校・発達障害・成長障害など~」と題し、講演しました。講演では、夜更かし・寝不足国家といわれている日本における子どもたちの睡眠時間は、世界の標準から見て、どの年齢でも1時間半ほど短くなっていることを挙げ、極端な夜更かし寝不足状態は、様々な心身の弊害をもたらすことなど、子どもの眠りの問題についてわかりやすくお話しました。
第2部では、令和6年1月1日16時10分に発生した「令和6年能登半島地震」において、石川県からの派遣要請に基づき当院より派遣されたDMATについて、現地での災害医療支援活動について救命救急センターの三木靖雄医師が報告しました。


日時 |
令和6年6月29日(土曜日) |
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開催場所 |
藤枝市民会館(藤枝市岡出山1丁目11-1)※藤枝市役所となり |
講演 |
「子どもの睡眠障害~眠りの乱れが招く不登校・発達障害・成長障害など~」 「令和6年能登半島地震と静岡DMAT」 |
受講料 |
無料 |
※講座の内容は、後日Web上で公開の予定です。
講座には約150名の方にご参加いただきました。講演終了後のアンケートでは「わかりやすかった」「とても参考になった」など有意義な講義だったという意見が多く聞かれました。
今は健康に思われていても、将来の病気につながるリスクを抱えていたり、早期には自覚症状が無い病気にかかっていたりするケースは少なくありません。そうしたリスクや自分では気づきにくい病気を早期に発見し、対処していくためには、自分の体の状態を知っておくことが重要です。定期的な健診・人間ドックの受診を心がけましょう。
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更新日:2024年07月03日