呼吸器内科

診療内容

当院呼吸器内科で診療する主な疾患は、

  1. 感染症性肺疾患
  2. 腫瘍性疾患
  3. アレルギー性疾患
  4. 閉塞性肺疾患
  5. 胸膜疾患
  6. 呼吸器に関する内科疾患

など多岐にわたります。

最近の注目すべきトピックは、2020年度の呼吸器疾患による死亡者数は、肺炎、肺がんに次いで、第3位が間質性肺疾患(肺が硬くなる病気)、第4位がCOPD/肺気腫(たばこで肺や気管支が痛んでしまう病気)となったことです。この2つの疾患は、後に肺がんが発生するかもしれない病気としても有名です。 ​

また、外科的治療が必要とされる腫瘍性疾患、気胸、胸膜炎につきましては毎週1回呼吸器外科とカンファレンスを行い、最適な診療を目指します。 放射線科やリハビリテーション科とも定期的にカンファレンスを行い、適切に治療を行っています。

スタッフ紹介

スタッフの詳細

職名

氏名

卒業年

学会専門医資格等

副院長
兼呼吸器センター所長
小清水 直樹 平成2年卒

日本呼吸器学会指導医
日本アレルギー学会専門医
日本感染症学会専門医・指導医
日本呼吸器内視鏡学会専門医・指導医
日本結核病学会結核・抗酸菌症指導医・認定医
日本内科学会認定医・総合内科専門医
ICD(Infection Control Doctor)
抗菌化学療法指導医
日本呼吸器学会代議員
日本サルコイドーシス/肉芽腫性疾患学会評議員
日本結核・非結核性抗酸菌症学会代議員
がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会修了
日本環境感染学会感染制御インストラクターコース修了

化学療法センター長
兼禁煙指導室長
田村 亨治 昭和61年卒 がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会修了
科部長 松浦 駿 平成15年卒 日本呼吸器学会専門医・指導医
日本内科学会認定医・総合内科専門医
がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会終了
医学博士
科長 津久井 賢 平成12年卒 日本内科学会認定医・総合内科専門医
日本緩和医療学会認定医
がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会修了
日本DMAT隊員
医長 秋山 訓通 平成21年卒 日本呼吸器学会専門医
日本内科学会認定医・総合内科専門医
がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会修了
医学博士
医長 田中 和樹 平成21年卒 日本呼吸器学会認定呼吸器専門医・指導医
日本内科学会認定医・総合内科専門医・指導医
日本呼吸器内視鏡学会認定気管支鏡専門医・指導医
日本アレルギー学会専門医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
日本結核病学会結核・抗酸菌症認定医
日本医師会認定産業医
がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会修了
医学博士
医長 平松 俊哉 平成28年卒 日本呼吸器学会認定呼吸器専門医
日本内科学会認定内科専門医
日本呼吸器内視鏡学会認定気管支鏡専門医
肺がんCT検診認定医師
ICD(Infection Control Doctor)
日本結核 非結核性抗酸菌症学会結核・抗酸菌症認定医
がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会修了
医員 中村 隆一 平成30年卒  
医員 山田 耕太郎 平成31年卒  
医員 鈴木 僚 令和2年卒 がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会修了
医員 川村 彰 令和2年卒  
医員 増田 貴文 令和2年卒  

 

長岡 深雪
(非常勤)
平成12年卒 日本呼吸器学会専門医・指導医
日本内科学会認定医
日本医師会産業医
がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会修了
医学博士

科紹介

外来では、咳が長く続く方、息切れを感じる方、胸部検診で異常陰影を指摘された方などに対して検査と治療を行っております。

当院の呼吸器内科を受診される方は、必ず医療機関の紹介状をご持参ください。
紹介状は、かかりつけ医などから、もらってください。

具体的な疾患名としては、肺がん、肺炎、COPD/肺気腫、間質性肺炎、気管支喘息、肺抗酸菌症、気胸、胸膜炎など幅広い疾患を診療しています。

トピックス

科の目標

科の実績

業績

認定施設等

日本呼吸器学会専門医制度認定施設

日本呼吸器内視鏡学会専門医制度認定施設

初診について

受付日時 月曜日・火曜日・水曜日・金曜日 午前8時30分〜午前11時

診察はすべて、予約制です。

初診の方は紹介状を必ずご用意ください。

受診日を決めるため、外来に連絡して予約をお取りください。

禁煙外来

禁煙外来は完全予約制で行いますので、受診を希望される方は、平日の午後2時から5時までの間に呼吸器内科ブロックに電話をかけ、予約をしてください。

診察日時:毎週水曜日  午後4時~5時

禁煙治療を健康保険を使用して受けることができる方

禁煙治療を健康保険を使用して受けることができる方は、次の4つの条件のすべてに該当する方です。

4つの条件のどれかひとつでも満たさない場合には保険診療とならず、自費診療となります。

  1. 直ちに禁煙を希望している方
  2. 禁煙治療を受けることを文書により同意している方
  3. ブリンクマン指数( 1日の喫煙本数 × 喫煙年数 )が200以上の方
  4. 次のニコチン依存症に係るスクリーニングテスト(TDS)でニコチン依存症と診断された方(TDSスコアが5点以上の方)
禁煙治療の質問票
  質問内容

はい

1点

いいえ

0点

問1 自分が吸うつもりよりも、ずっと多くタバコを吸ってしまうことがありましたか。    
問2 禁煙や本数を減らそうと試みて、できなかったことがありましたか。    
問3 禁煙したり本数を減らそうとしたときに、タバコがほしくてほしくてたまらなくなることがありましたか。    
問4 禁煙したり本数を減らしたときに、次のどれかがありましたか。(イライラ、神経質、落ちつかない、集中しにくい、ゆううつ、頭痛、眠気、胃のむかつき、脈が遅い、手のふるえ、食欲または体重増加)    
問5 問4でうかがった症状を消すために、またタバコを吸いはじめることがありましたか。    
問6 重い病気にかかったときに、タバコはよくないとわかっているのに吸うことがありましたか。    
問7 タバコのために自分に健康問題が起きているとわかっていても吸うことがありましたか。    
問8 タバコのために自分に精神的問題(注)が起きているとわかっていても吸うことがありましたか。    
問9 自分はタバコに依存していると感じることがありましたか。    
問10 タバコが吸えないような仕事やつきあいを避けることが何度かありましたか。    
合計      

禁煙や本数を減らした時に出現する離脱症状(いわゆる禁断症状)でなく、喫煙することによって神経質になったり、不安や抑うつなどの症状が出現している状態

標準禁煙治療プログラム

標準的な禁煙治療プログラムは、12週間に渡り計5回の禁煙治療を行います。初回診察で患者さんと話し合って禁煙開始日を決定します。初回診察から2 週間後、4週間後、8週間後、12週間後の計4回、禁煙の実行継続のための治療を行います。

費用

保険診療と自費診療の費用は概算で次のとおりになります。

1.ニコチンパッチ(貼り薬)を使用する場合

 

自費診療

保険診療(3割負担の場合)

特別初診料(選定療養)

0

5,400

初診料+外来診療料

5,500

1,650

ニコチン依存症管理料

9,620

2,886

院外処方せん料

3,400

1,020

禁煙補助薬

20,730

6,219

40,820

12,246

2.バレニクリン(飲み薬)を使用する場合

 

自費診療

保険診療(3割負担の場合)

特別初診料(選定療養)

0

5,400

初診料+外来診療料

5,500

1,650

ニコチン依存症管理料

9,620

2,886

院外処方せん料

3,400

1,020

禁煙補助薬

37,660

11,298

57,750

17,325

その他

ご不明な点につきましては、お電話またはE-mailでお問い合わせください。

電話番号 054-646-1111 呼吸器内科ブロック受付

この記事に関するお問い合わせ先
呼吸器内科

住所:静岡県藤枝市駿河台4丁目1番11号
電話番号:054-646-1111(代表) ファクス:054-646-1122
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更新日:2024年04月01日