放射線科

放射線科とは

医師が病気を診断するために、医師や歯科医師の指示のもと、X線検査やCT、MRIなど体内の様子を画像化できる撮影装置を扱い、画像情報を提供します。ほかにも、放射線を用いて悪性腫瘍などの病気を治療することも行います。

スタッフ紹介

診療放射線技師 24名
認定資格一覧
第1種放射線取扱主任者 5名
第2種放射線取扱主任者 1名
医学物理士 2名
放射線管理士 6名
放射線機器管理士 4名
核医学専門技師 1名
胃がん検診専門技師 3名
マンモグラフィ撮影技術認定技師 5名
放射線治療専門認定技師 3名
放射線治療品質管理士 2名
医療情報技師 2名
超音波検査士(腹部) 2名
超音波検査士(体表臓器) 2名
超音波検査士(泌尿器) 1名
超音波検査士(健診) 1名
日本血管撮影インターベンション専門技師 2名
救急撮影認定技師 2名
日本消化器がん検診精度管理評価機構指導員 1名
注腸X線検査臨床研修指導者 1名
静岡DMAT-L 1名
X線CT認定技師 1名
磁気共鳴専門技術者 2名
肺がんCT検診認定技師 1名
PET認定放射線技師 1名
医用画像情報精度管理士 1名

部門紹介

一般検査

X線を用いて患部の様子を画像化する一般撮影検査を主に行います。胸部、腹部、骨一般領域、歯科領域を撮影します。また、骨密度測定検査も行っています。ほかにも、病室や手術室などにおけるポータブル撮影や、手術中に身体内部の骨、臓器、血管などを観察する手術室外科用イメージを行っています。

一般撮影(X線撮影)

物質を通過するX線の性質を用いて、体内の臓器(胸やお腹)、全身の骨の状態を撮影します。

一般撮影X線撮影装置

X線撮影室

X線撮影室

X線撮影室

胸部X線画像と手関節単純画像
長尺撮影

縦横17インチ3枚分のFPDを使用し、全脊椎撮影や下肢全長撮影を行っています。
変形性膝関節症などの手術前検査や側弯症の検査に用いられることが多いです。

下肢全長撮影装置と全脊椎撮影および下肢全長撮影
歯科領域撮影

歯を含む顎の骨全体を撮影するパントモ撮影や歯科用CT、1本の歯をピンポイントで撮影するデンタル撮影を行っています。

歯科用コーンビームCT装置

歯科用コーンビームCT装置

パントモ画像

パントモ画像

骨密度測定

骨粗鬆症や関節リウマチの診断、ステロイド投与による骨量減少の観察などを対象に骨密度の検査を行い、骨の現状を把握し、骨折等の予防に役立てます。

骨密度測定装置

骨密度測定装置

骨密度レポート

骨密度レポート

一般検査 使用機器
設置場所 撮影装置
一般撮影室5番 歯科用X線撮影装置  タカラベルモント : DX−2001CP
歯科用コンビームCT装置  モリタ : VeraView epocs 3D
骨密度測定装置  GE : PRODIGY Primo
一般撮影室6番 X線撮影装置  島津 : Rad Speed Pro スタンダードタイプ
一般撮影室7番 X線撮影装置  島津 : Rad Speed Pro 高性能タイプ
一般撮影室8番 X線撮影装置  島津 : Rad Speed Pro スタンダードタイプ
一般撮影室13番 X線撮影装置  CANON : KXO-80Z
ポータブル撮影装置 SHIMADZU:MobileArt Evolution(MX8 version)
SIMENSE:MOBILETT XP Hybrid
外科用イメージ装置 PHLIPS : BV−Libra
CANON : SXT-1000A
Simense : ARCADIS AVANTIC
FPD KONICA MINOLTA:Aero DR fine

透視検査

放射線科内の3台のX線透視装置と内視鏡センター内の多目的X線透視装置1台によって、人間ドックの胃バリウム透視造影装置検査、大腸のバリウム透視造影検査(注腸検査)、内視鏡併用しての胆管、膵管など消化器系の造影検査や治療、整形外科系による骨折や脱臼などの整復透視を行っています。

X線透視室装置透視室

X線透視室装置(透視室)

X線透視室装置(内視鏡透視室)

X線透視室装置(内視鏡透視室)

透視検査風景

透視検査風景

胃バリウム画像

胃バリウム画像

注腸画像

注腸画像

任命証

X線検診基準撮影法指導員任命証

『胃がん検診専門技師』の認定を受けた技師や、胃がんX線検診基準撮影法指導員に任命された技師が検査に携わり、よりよい画像情報の提供となるようにしています。

透視検査 使用機器
設置場所 撮影装置
X線透視室1番 X線透視撮影装置  日立 : TU-3000
X線透視室2番 X線透視撮影装置  CANON : ZEXIRA
X線透視室3番 X線透視撮影装置  CANON : Winscope6000
内視鏡透視室 X線透視撮影装置  CANON : Ultimax-i

CT検査

Computed Tomographyの略でコンピュータ断層撮影といいます。寝台に寝て、その寝台が動きながら撮影をします。CT検査ではマルチスライスCTの導入により、全身の撮影が短時間ででき、精度の高い検査が可能となりました。より詳しく検査するために、造影剤というお薬を用いて撮影することもあります。また、CT画像から三次元的に画像を作成することもでき、診断や手術に役立てます。

X線CT装置

X線CT装置

CT撮影風景

CT撮影風景

胸部CT画像

胸部CT画像

腹部CT画像

腹部CT画像

血管VR画像頸部から脳動静脈

血管VR画像(頸部~脳動静脈)

腹部血管VR画像

腹部血管VR画像

CT検査 使用機器
設置場所 撮影装置
CT撮影室16番 X線CT装置  CANON : Aquilion ONE(320列)

血管撮影検査

血管造影撮影では、脳梗塞で脳血管に詰まった血栓を取り除く血栓回収術や、くも膜下出血の動脈瘤に対するコイル塞栓術などのカテーテルを用いた検査・治療(IVR)、心臓血管造影撮影では、狭心症や心筋梗塞で狭くなった心臓血管をバルーンやステントで拡張する治療を行っています。

血管造影装置

血管造影装置

心臓カテーテル治療の様子

心臓カテーテル風景


【心筋梗塞に対する心臓カテーテル治療】

心臓カテーテル治療前

治療前

心臓カテーテル治療後

治療後


【脳動脈瘤に対するコイル塞栓術】

脳動脈瘤に対するコイル塞栓前

塞栓前

脳動脈瘤に対するコイル塞栓後

塞栓後


【脳動脈血栓回収術】

脳動脈血栓回収前

血栓回収前

脳動脈血栓回収後

血栓回収後

血管撮影 使用機器
設置場所 撮影装置
血管撮影室17番 血管造影装置 PHILIPS:Azurion B7 15+20
血管撮影室18番 血管造影装置 PHILIPS:Azurion B7 12+12

乳腺検査(マンモグラフィ)

乳腺撮影では、検診マンモグラフィ撮影認定を取得した女性技師によってマンモグラフィ検査を行っています。通常、CC方向・MLO方向を左右2枚ずつ、計4枚撮影します。撮影には圧迫による痛みを伴うため、その都度お声がけさせて頂き、なるべく苦痛なく検査が行えるよう心がけています。

乳腺撮影装置

乳腺撮影装置

マンモグラフィ画像

マンモグラフィ画像

マンモグラフィ検診施設画像認定証

マンモグラフィ検診 施設・画像認定証

マンモグラフィ検診の施設・画像認定を取得しており、きちんと精度管理を行うことで、正確でよりよい画像情報が提供できるようにしています。

当院のマンモグラフィ装置

新しいマンモグラフィ装置

令和元年6月より、GEヘルスケア社製、最新のマンモグラフィ装置 Senographe PristinaTM 2台(うち1台はトモシンセシス(3D)機能搭載)を導入しました。

マンモグラフィ検査は乳がん発見のために、感度の高い検査の1つとして行われています。撮影時は、乳房の中の乳腺を薄く広げ、圧迫をしながら行う検査です。この装置は、受診者の苦痛を少しでも低減できるよう工夫されています。女性のがん罹患率1位(2014年)である乳がん(国立がん研究センターHPより)は早期発見により乳房を温存しつつ治療をすることが可能となり、治癒の確率も高くなります。

40歳以上の女性の方、自分のため・身近の大切な人のため、ぜひ乳がん検診にいらしてください。

 

新しいマンモグラフィの撮影台

角に丸みを持たせた撮影台
(受診者の脇や腹部に角が当たる痛みを軽減します)

包み込むようなLEDの光
(受診者の緊張を和らげます)

検査時間の短縮
(従来の装置では約10分→新しい装置では約5分に)

より少ないX線量での撮影

トモシンセシス(3D撮影)が可能

【トモシンセシス(3D)撮影とは】

通常の撮影法である2Dでは

立体的な乳房を1回の撮影で1枚の画像にするため、白く写る乳腺と病変部が重なり、評価をしにくくなることがあります。

トモシンセシス(3D)撮影では

立体的な乳房に対し、角度を変えながら9回低線量撮影し、複数枚の断層像を作り出します。2Dのデメリットであった乳腺と病変部の重なりをなくし、病変部の描出能力に優れています。

マンモグラフィ2Dと3Dの画像の比較

今回導入された Senographe PristinaTM では

  • 2Dとほぼ同等の被ばく線量で3Dが可能
  • 撮影時間は約7秒~10秒(乳房の厚みによって異なります)
    ※3D+2Dの場合は約15秒
乳腺撮影 使用機器
設置場所 撮影装置
乳腺撮影室10番 乳腺撮影装置 GE:Senographe Pristina 3D
乳腺撮影室11番 乳腺撮影装置 GE:Senographe Pristina

MRI

Magnetic Resonance Imagingの略で、磁気共鳴画像といいます。MRI装置は、強い磁場を形成する装置で、人体に特殊な電磁波を当てて撮像します。当院では、頸部~脳血管を撮像し、頸動脈や脳動脈に異常がないかを検索する脳ドックもはじまりました。脳梗塞やくも膜下出血などの脳疾患は、突然現れてそのまま命を落としてしまう可能性があります。脳ドックでその因子となる動脈瘤や狭窄の有無を確認することで、将来的な脳疾患のリスクを減らすことができます。

MRI装置

MRI装置

MRI撮影風景

MRI撮影風景

頭部のMRI脳梗塞の画像

MRI画像(脳梗塞)

脳ドックMRA画像

脳ドックMRA画像(頸部~脳動脈)

腰椎のMRI画像

腰椎MRI画像(圧迫骨折)

MRI 使用機器
設置場所 撮影装置
MRI1室 MRI装置  PHILIPS : Ingenia.3.0T
MRI2室 MRI装置  PHILIPS : Achieva.1.5T

核医学検査(RI)

核医学検査は、放射性同位元素を標識した医薬品を体内に入れ、その体内に取り込まれた医薬品から放出される放射線を撮影する検査です。

当院では主に全身骨の病変を検索する骨シンチグラフィ、心臓に供給される血液を画像化する心筋シンチグラフィ、脳血流を画像化する脳血流シンチグラフィ、乳がんのリンパ節転移を検索するセンチネルリンパ節生検が行われています。

核医学診断装置

核医学診断装置

骨シンチグラフィ

骨シンチグラフィ

心筋シンチグラフィ

心筋シンチグラフィ

核医学検査 使用機器
設置場所 撮影装置
体外計測室1番 核医学診断装置 GE:Discovery NM630
体外計測室2番 核医学診断装置 GE:MILLENNIUM MG

放射線治療(リニアック)

放射線治療は、手術・化学療法(抗がん剤)と並び、がん治療の3本柱の1つです。放射線治療のメリットは、臓器の温存が可能であることや、他のがん治療と比べ、比較的副作用が少ないことが挙げられます。また早期のがん治療から、緩和的ケアなど幅広い治療を行えます。

当院では、放射線治療専門医や放射線治療専門技師、医学物理士、がん放射線看護認定を持った看護師が治療に携わっています。

放射線治療装置

放射線治療装置

放射線治療と操作の様子

放射線治療・操作の様子

固定具シェル

固定具(シェル)

固定具体幹部の画像

固定具(体幹部)

放射線治療 使用機器
設置場所 撮影装置
放射線治療室 放射線治療装置  ELEKTA :Infinity
治療計画用CT装置 CANON  :Aquilion LB

救命救急センター

平成29年に救急救命センターの指定をうけ3次救急まで対応しています。救急車等で救急外来に来た患者さんを検査します。救命救急では、24時間365日いつでも放射線科の各検査が行えるような体制をとっています。
救命救急センターの詳細は下記リンクをご覧ください。

救命救急センター 撮影装置
設置場所 撮影装置
救急一般撮影室 一般撮影装置  CANON : BSA-FPD03
フラットパネル  富士メディカル : Calneo
救急CT撮影室 X線CT装置  CANON : Aquilion PRIME(80列)
救急X線CT装置

救急X線CT装置

検査件数

各検査件数
  平成28年度 平成29年度 平成30年度 令和元年度 令和2年度
一般撮影 73,897 78,893 78,893 80,911 74,354
OPE室業務 3,154 3,232 3,267 3,149 3,007
マンモグラフィ 5,762 6,198 5,783 6,615 5,921
骨密度測定 867 945 1,031 854 811
CT検査 27,945 30,178 30,589 33,307 29,030
血管造影 295 302 290 305 319
心臓カテーテル検査 625 562 538 532 469
透視検査 3,707 3,500 3,639 2,586 2,285
RI検査 1,499 1,188 1,188 1,173 1,112
MRI検査 7,392 7,557 7,408 7,743 7,538
放射線治療 5,191 5,126 6,503 5,629 6,467
合計 130,334 137,681 139,129 142,804 131,313
放射線科各検査件数のグラフ

連絡先

放射線科 内線 5350、5300

この記事に関するお問い合わせ先
放射線科

住所:静岡県藤枝市駿河台4丁目1番11号
電話番号:054-646-1111(代表) ファクス:054-646-1122
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更新日:2022年04月01日